次なる治験に向けて


とうとう最終回。
まぁ、見てくださいまし。
今回は自慢話です。
http://www.ncnp.go.jp/hospital/region/pdf/renkeinews14.pdf
それにしても眠い。
眠すぎる。
なんか調子が戻らない・・・。
忙しすぎるから???
当院ではPTが治験の評価者になる。
これは世界的な動き。

臨床と治験は全く違うと言う。
臨床は試行錯誤しながら患者さんにあったことをやる本来はマニュアル化できない治療過程。
それを必死にアルゴリズム作ったり、マニュアル作ったり、パス作ったり・・・
治験はあくまでも倫理審査の通った人体実験が治験。
マニュアルそのもので、患者の存在意義は被検者に過ぎない。
だから、開始前に周到な同意や契約を交わす。
だから、治験は臨床にすぐ反映しない治験は面白みがない。
臨床は患者さん相手、
だから医療者としての立場をわきまえなきゃならない。
患者様の保険制度下でお金を頂いているし、
どんな嫌な患者でも、それを病気として受け入れたり、
それはあくまでもお客様という医療人としての接遇の問題。
治験は患者様であるけれど、
その前に契約を交わした契約者である。
治験の契約上、患者負担は基本的にない。
だから、契約で結ばれたことを遵守する必要がある。
つまり、それを違反すれば患者としてでなく、契約違反者として犯罪者扱いになる。
それを指摘する医療人の接遇は難しい。
なぜならば、いくら契約を結んだとはいえ、やっぱり、患者なのだから。
だから、最低限の配慮は必要。
治験がうまく行くかどうかの微妙なさじ加減はマニュアルではない。
契約に結んでいない日々の関係性の方が重要だったりする。
タダラフィム はファイザーが製造・販売する勃起不全 (ED) 、および、肺動脈性肺高血圧症の治療薬。
詳細は秘密保持のために言えないが、とある筋疾患に有効性を認めている。
こうれが患者さんのためになれば、ホント嬉しい。